会長あいさつ

新年のごあいさつ

 

公益社団法人 滋賀県診療放射線技師会

会長 古山忠宏



 新年あけましておめでとうございます。大きな夢と希望とを抱き、幸多き新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。平素は、公益社団法人滋賀県診療放射線技師会の運営に格別なるご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。また、新型コロナウイルス感染症への対応、および感染拡大防止に向けた取組みと、県民の命と健康を守るため、そして、保健、医療の発展、充実のため日夜ご尽力いただいていますことに敬意と感謝の意を表します。

 令和3年、コロナ禍で開催の賛否両論がある中、1年遅れで東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。終わってみれば多くの国民が感動し、勇気と元気をもらえたものと思います。また、アメリカメジャーリーグでは、二刀流大谷選手の活躍に、誰もが感動し、毎日のスポーツニュースが楽しみであったことと思います。しかし、新型コロナウイルス感染症の猛威は衰えず、デルタ株による第5波は医療界において危機的な状況となりました。秋頃からは少し落ち着いた状況でしたが、新型のオミクロン株も国内で発見され、まだまだ先が見えず予断を許さない状況です。

 一方、当会におきましても、1年遅れで令和3年12月5日に当会創立70周年記念式典を開催し、ひとつの節目としての大きな行事を行うことができました。これまでの記念式典のように、多くのご来賓や会員各位にご列席していただくことができず、また、記念祝賀会も開催することができませんでしたが、これまでの歩みを振り返り、今後の更なる発展を目指して、新たなスタートとなる貴重な機会となりました。

 さて、令和4年の新しい年を迎えましたが、新型コロナウイルス感染症の収束がまだまだ見えない状況です。withコロナでの新しい発想、新しい様式での取組みが引き続き求められる年であると思います。当会におきましても、少しずつではありますが、Webを利用しての研修会、会議等に慣れてきたところです。

 こうした状況の中で、令和4年は、診療放射線技師にとっても新たなスタートとなる年であると考えています。令和3年10月1日に診療放射線技師法の一部改正が施行され、新たな業務が可能となりました。この法改正による業務拡大の一つに、造影剤を使用した検査やRI検査のために静脈路を確保する行為が含まれています。これは、私達診療放射線技師が、造影剤投与時やRI検査時のRI検査医薬品投与時に、患者さんに針刺しの行為が可能となったということです。この令和3年の法改正による業務拡大については、安全を担保するため厚生労働大臣が指定する研修、告示研修(令和3年厚生労働省告示第273号研修)を受講することが、全ての診療放射線技師に義務付けられています。この告示研修は、基礎研修と実技研修があり、基礎研修はE-Learningとして令和3年7月31日からスタートしています。実技研修は、当会での1回目として令和3年12月26日に開催しました。そして、今後も公益社団法人日本診療放射線技師会と連携して、県内全ての診療放射線技師が受講できるよう、数年かけて実技研修の開催に取組んで参ります。必ず受講していただきますようお願いいたします。告示研修の詳細については、公益社団法人日本診療放射線技師会のホームページ(http://www.jart.jp/activity/kokujikousyuu_2021.html)をご参照ください。

 令和4年も、公益社団法人として、そして、職能団体して、県民、会員の皆様に更に分かり易い事業遂行に取組んで行きたいと考えています。また、時代の流れに乗り遅れることなく、足元をしっかりと見据え、当会発展のために執行部が一つにまとまり尽力して参ります。引き続き滋賀県診療放射線技師会、日本診療放射線技師会へのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 令和4年の干支は、寅年です。寅は十二支の3番目で、子(ね)年に新しい命が種の中で芽生えはじめ、丑(うし)年には種の中で育つがまだ伸びることができず、そして、寅年は春が来て根や茎が生じて成長する時期、草木が伸び始める状態だとされています。診療放射線技師にとっても、業務拡大等大きく成長、伸びていく年となります。皆様におかれましても、各分野で益々成長され素晴らしい1年となりますよう心より祈念いたします。また、一刻も早く新型コロナウイルス感染症が収束し、コロナ禍前の生活スタイルに戻れることを願っています。