会長あいさつ

会長あいさつ

滋賀県放射線技師会から滋賀県診療放射線技師会へ~

市立長浜病院 古山忠宏



 この度、第74回定期総会において理事に、その後の臨時理事会において会長に選任され、令和2年度、3年度公益社団法人滋賀県放射線技師会会長の任を務めさせていただくことになりました、市立長浜病院の古山忠宏です。
 これまで当会を築いてこられました、歴代会長、理事役員の皆様をはじめ、会員各位のご尽力に敬意を表します。また、今般の新型コロナウイルス感染症の対応をはじめ、県民の命と健康を守るため、そして、保健と医療の発展、充実のため昼夜を問わずご尽力いただいていますことに、重ねて心より敬意を表します。
 2年前、平成の時代として最後の第72回定期総会後の臨時理事会において会長を拝命し、そして今回、再び会長として2期目を務めさせていただくこととなりました。平成から令和へ大きく歴史が変わり、さらに新たな歴史が動き出して行くのと共に会長として当会をお預かりすることは、何か特別な思いを感じるものがあります。
 今年度は、当会創立70周年の記念の年となります。第74回定期総会において、この記念の年に当会の名称を「公益社団法人滋賀県診療放射線技師会」へと変更の提案をし、承認をいただきました。今年度中に名称変更の登記が完了するよう手続きを進めて参ります。名称変更の手続きが完了し、新たな名称に変わる時は、改めてお知らせさせていただきます。
 さて、今年の4月より医療法の一部改正により、診療用放射線に係る安全管理体制が義務付けられました。既に各施設において対応されていることと思いますが、私達診療放射線技師にとっても重要な責務であると考えています。また、昨年度で、業務拡大に伴う統一講習会の地方開催が終了しましたが、今年度は大阪府で開催されます。まだ未受講の方は、必ず受講をしていただくようお願いします。さらに、診療放射線技師養成校の指定規則変更が検討中であります。新たな科目が追加された指定規則が施行されますと、これらに対応すべく既卒診療放射線技師への講習が課せられる可能性もあります。また、医師の働き方改革を進めるために、タスクシフティング、タスクシェアリングによるさらなる業務拡大の可能性も想定されます。
 このように私達の職域においても変革の時を迎えようとしています。こうした中で、当会も診療放射線技師の職能団体として、公益社団法人日本診療放射線技師会、近畿地域の(診療)放射線技師会と連携し、また、関連団体とも連携し公益社団法人としての任務を果たすべく事業を進めて行きたいと考えています。
また、当会は、日本診療放射線技師会への入会率が74.8%(令和2年3月末現在)と47都道府県中9位となっています。昨年より順位は下げたものの、まだまだ高い入会率を維持しています。これは、これまでの当会活動の成果であると思います。さらに入会者が増えるよう、また、退会者を減らせるよう魅力ある技師会活動に努めて行きたいと考えています。
 さらに、当会定款の目的には、『この法人は、滋賀県における診療放射線技師の職業倫理を高揚するとともに、診療放射線学及び診療放射線技術の向上発展並びに公衆衛生の向上を図り、もって地域住民の保健と医療の維持発展に寄与することを目的とする。』と記載されています。メディカルスタッフの一員として、安全で安心と信頼の医療が、県民の皆様に提供できるよう、また、会員からは、(診療)放射線技師会に入っていて良かったねと言われるような公益社団法人滋賀県(診療)放射線技師会にしていきたいと考えています。
 総会を終えて新たな執行部体制となりましたが、執行部理事が一丸となり、会務遂行に尽力していく所存であります。非常事態宣言が解除されたとはいえ、新型コロナウイルス感染症の影響についてまだ先が良く見えない状況です。国、地方自治体等の動向を踏まえ、感染拡大防止と参加者の安全第一を考え事業遂行をして行きたいと考えています。皆様におかれましても、引き続き滋賀県(診療)放射線技師会、日本診療放射線技師会に結集していただき、これまで以上にご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。